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セッションに参加する方法を解説!ジャズピアノ初心者が楽しむために知っておくマナーや技量、練習方法について詳しくまとめました

こんにちは!

ジャズ部部長のチーコです

  • ジャズピアノをはじめようと思っている方
  • ジャズピアノでセッションに参加したい方
  • ジャズピアノをもっと楽しみたい方

にセッションで楽しめる方法を紹介しています

今回は初めてジャズピアニストとしてセッションに参加してからより楽しめるまでのまとめたものを記事にしています

これを見みてまずはジャズセッションを見に行ってみてください

結論!ジャズ名盤を聴きながら勉強する

ジャズピアニストとしてセッションに参加する場合の重要度が高い順にやるべきことを並べます

  1. セッションのルールマナーを頭に入れる
  2. ジャズピアノのコンピングとボイシングを学ぶ
  3. イントロとエンディングを勉強する
  4. アドリブを勉強する
  5. 歴史や理論を勉強する

もちろんツーファイブワンなど簡単なコード進行のルールや、そのキーのトニックが分かるくらいの音楽理論は、コンピングやボイシングと一緒に勉強しておくことがベター。モチベーションを上げるためにもジャズの歴史を学ぶのもおすすめです

本格的な理論はある程度演奏できるようになってからでも十分です。やるべきことが多いので理論から入ると全く演奏できなくなってしまう可能性もあります

そして何より大切なのはたくさんジャズを聴いてコピーすることです。ジャズをたくさん聞いている人の方が引き出しが多く、かっこいいアドリブができます

【レベル1】セッションに参加する前に頭に入れておくべき必須事項

はじめてジャズピアニストとしてセッションに参加する前に頭に入れておきたい必須事項を紹介します

必須事項が完璧にできなくても、初心者歓迎のジャズバーなら大丈夫。マナーを守り、ピアニストとしてこういう技量が必要なんだなと理解しておくことが大切です

1950年~1960年代の曲を聴いておく

ジャズセッションに参加しようと思うってことは、ジャズの曲で感動したからですよね!

自分の好きな曲やジャズセッションでよく演奏される曲をしっかり聴いておくことが一番大切です

ジャズのセッションでよく演奏されるのは1950年~1960年代のジャズ名盤に収録された曲。曲の雰囲気やコンピング、ボイシング、イントロ、アドリブ、エンディングこれらを耳で聴いてピアノで再現する力を付けるために練習していきます

よくわからなくても自分がかっこいいなと思う曲を見つけて聴いてみます

準備物

黒本とよばれる

「ジャズ・スタンダード・バイブル」を購入してみます。セッション参加者がほとんどこの本を持っており、基本的にここから曲を選んで演奏します。自分が知らない曲でも黒本をみながら勉強できるので、セッション参加前に購入しておくのがおすすめ。

宮前幸之さんの「はじめてのジャズピアノ」ではジャズピアノトリオのイントロ、アドリブ、エンディングとベースラインが譜面とマイナスワンCDもついているので事前にこの中から曲を選び、練習しておくとすぐにセッションに参加できる可能性が高いです

まずは心得

ルールと同時に心得みたいなのもまとめました。セッションを実際に見てもらって先生に指摘された内容やちーこなりに考えたジャズのセッションとはについて語っております

ジャズセッションでは一人でかっこよくピアノが弾けることに意味がありません

ジャズ初心者に陥りがちな過ちみたいなものも載せているので是非参考にしてみてくださいね

必須!セッションのルールを知る

音楽が始まってからの基本的な流れは

イントロ

テーマー

アドリブ

フォーバース

テーマ

エンディング

こんな感じです。始まる前にリズムやテンポを確認することも大切。そのほか確認必須なマナーはこちらにまとめているでの確認してみてくださいね。

必須!コードが分かる

ピアノはコード楽器なので、コードが分かるってことは必須です。ここで挫折してしまいそうですが、音と音の間の間隔を覚えてしまえばそこまで難しいものではない!?とも思います

コードを覚えてないって人はこちらからチェックしてみてくださいね。

ちーこ部長
ちーこ部長

セッション参加したい曲のコードが覚えられていない時は譜面にして参加してみるのもありです。間違えたコードを弾く方が周りに迷惑をかけるので、譜面にして参加しなさいと先生に言われたことがあります

必須!適切なコードを適切なタイミングで押えることができる

ピアノでジャズセッションに参加する時に一番大切なことは、タイミングよくコードを抑えることができること。ジャズピアノでいうコンピングなのですが。いちばん難易度が高く難しいです

でもここができていないとセッション中にほかの楽器の演奏の邪魔をしてしまう可能性が高いのです

もちろん最初はうまくできませんが、自分の和音がほかの楽器を邪魔していないかという意識を持つことが大切です

正解はないですが、やはりスウィングのリズムに合うコンピングができるようになるのが一番です

初心者の時は2拍目と4拍目の裏にコードを入れる練習をしてみてください

どんな音でコンピングするかで曲の雰囲気が変わる

そしてどんなコードを選ぶかも非常に大切。この選び方で曲の雰囲気がガラッと変わってしまします

ジャズピアニストが一生かけて学ぶ分野なのでとても難しいのですが、どんなボイシングがあるのかざっくりまとめているので一読してみてくださいね

時代やアーティストによってコードの押さえ方は様々なのですが、ちーこが教本や先生に教えてもらった押さえ方はレフトハンドボイシング。

ボイシングを研究していたら一生セッションに参加できない可能性があるのでとりあえず、テンションが入ったレフトハンドボイシングを習得してみてくださいね

こちらの記事でレフトハンドボイシングについてまとめているのでチェックしてみくださいね。

イントロとエンディング

イントロとエンディングは8年目のちーこもいまだに苦戦しています

初心者セッションだとほとんどグダグダになってしまうところ。

得にイントロはピアニストが出すことがほとんどです。セッション中、曲が始まる前にこれくらいのテンポでイントロお願いします。と、フロント楽器に言われることが多いのです

名演奏をコピーしたいけど、イントロやエンディングがコードが高度すぎてコピーできないって時はこちらの記事を参考にコピーして習得してみてください

先生に習う

実際に活躍されているアーティストに一度習ってみてからセッションに参加すると一番確実だと思います

自分がかっこいいなと思うアーティストに習うのがおすすめ。ライブを聴いてかっこいいなと思ったアーティストがレッスンをしていることもありますよ

セッション中では細かいルールを聞いてみると不明点がクリアになりますよ

オンラインレッスンができるオルコネならジャズを教えてくれる先生の数が多いでおすすめです

初心者セッションを開催しているジャズバーを探す

ジャズバーではベテランのセッション日と初心者のセッション日を分けて開催している場合があります

その初心者セッションの日に行ってみることをおすすめします

初心者といってもどこまでの初心者が参加できるのか不安な場合は、ジャズバーに電話して自分のレベルを伝えて参加可能か聞いてみるのをすすめします

ちーこもはじめてセッションに参加する時に、参加して大丈夫かどうかを聞いたところ、「みんな最初ははじめてだから」とあっさり参加させてもらえましたよ

アドリブできなくてもセッションは参加できる

初心者がセッションに参加するにあたって、アドリブは必須事項に入れませんでした。

その理由はセッションにおいてジャズピアニストとしての仕事(コンピング、イントロ、エンディング)の練習がおろそかになり、アドリブの練習ばかりしてしまう可能性が高いからです

ピアニストがアドリブしていない曲もたくさんありますし、アドリブをしなくても曲は成立するのですが

しかし、コンピング、ボイシング、イントロ、エンディングができないと音楽が成立しません。

【レベル2】できれば習得しておくこと

セッションってどんな感じかつかんできたら、レベル1で取り上げた内容を習得しつつ、曲のメロディーやアドリブの練習もはじめてみます

できれば!曲のメロディーが弾ける

曲のメロディーをテーマといいますが、このテーマを弾けることは必須ではありません。セッションの時に他の楽器の方に頼んでテーマを演奏してもらうこともできます。

ただ、その時のメンバーで自分が用意した曲のテーマを演奏できないこともあるので、自分で弾けるようにしておいたほうがいいです。

アドリブより簡単な気もするのですが、ここのテーマをかっこよく演奏するのってかなり難しいんです。

またかっこいいアドリブをするためにも、テーマのメロディーがしっかり頭に入っていることが大切。

とにかく自分が好きなアーティストが演奏しているテーマの演奏をまねてみるのが上達の近道ではないかと考えます

できれば!アドリブを準備しておく

自分でアドリブができれば一番いいのですが、できないって場合は譜面にして作ったアドリブでもいいので参加させてもらいましょう

耳がなれていなかったり、絶対音感がないと厳しい部分はあるのですが、速度を落としたり、音がひろいやすい部分だけをコピーするのでもおすすめ

丸コピーで多少リズムがくるってもいいので是非アドリブをしてみましょう

可能であれば録音させてもらい、自分の演奏を聞き返して、名演奏と何が違うのかをひたすらさがします

もしなんか違うけどどう直していいかわからないって時は、自己判断せず、すぐにジャズピアノの先生に習う方が後々後悔しません

【レベル3】さらにセッションを楽しむためにアンサンブルや理論や歴史を学ぶ

スケール練習や代理コード、借用和音などの理論を理解するのはある程度演奏できるようになってからでも十分です。やるべきことが多いので理論から入ると全く演奏を練習する時間がなってしまう可能性が高いです

それよりもアンサンブルについて学ぶことが大切。

もちろんツーファイブワンなど簡単なコード進行のルールや、そのキーのトニックが分かるくらいの音楽理論は、コンピングやボイシングと一緒にすこし勉強しておくらいで大丈夫です。

またモチベーションを上げるためにもジャズの歴史を学ぶのもおすすめです

歴史を学ぶとモチベが上がる!?

ジャズピアノをかっこいいなとはじめたものの、実はジャズの歴史って知らない場合が多いですよね

もちろん知らなくてもセッションに参加して楽しめるのですが、歴史やジャズの巨匠たちの素行を知るとモチベーションが上がり、ジャズピアノの練習を頑張れます

歴史を学ぶと曲を聴くのがさらに楽しくなり、曲の共通認識やどういうスタイルが演奏したいかがはっきりして、習うときにも役立ちます

アンサンブルを学ぶ!ベースとドラムを知る

音楽の骨格!?でもあるベースとドラムの動きを知りアンサンブルについて学ぶと、セッションをさらに楽しめますよ

ここが一番大切なことだったと8年目にして猛反省しています

基本ジャズセッションではベースとドラムのしっかりとしたリズムの土台の上にピアノやフロント楽器が彩りを付けるイメージ。

このイメージがもてているかどうかで楽しめるかが変わってくると思います

アドリブ上達には聴いて理論を使って習得する

ジャズの一番の楽しみであるこのアドリブを研究して、セッションで実践していくってのをするのがおすすめです。

アドリブの上達方法って、いろんな方法があって悩みますが、やっぱり名演奏で自分がかっこいいなと思うフレーズをストックしていってセッションの時にアウトプットするのがおすすめです

耳コピーの補助として理論を勉強する

理論は耳コピーをしたフレーズを自分のものにしていくときに役立つアイテムくらいに思っていたらよいです

ちーこはたくさん理論勉強しましたが、8年たってもリズムもアドリブもほとんど上達していません。

ただし理論って面白いんですよ。耳コピーをしながら理論もちょっとずつ勉強すると音楽の幅が広がるような気がします

コードの機能やコード進行について初心者向け理論

初心者向けの理論の内容なのですが、理論って初心者向けとかなくこれがすべてって感じです

理解するまでに時間がかかるかもしれないのですが、譜面の中で不明点が出てきたときに読んでみてくださいね

スケール

ジャズピアノ上達にはスケール練習が大切。などとどこからかきいてきて、ひたすらスケール練習をしていたことがあります。

スケール結構好きなんですが、ジャズセッションでの上達に役立ったのかなという点では?です

もちろん耳コピーしたものを分析するには役立つので、

アドリブがマンネリ化してつまらないって時に、名演奏のコピーとともに学ぶのはとってもおすすめです

コンピングとボイシングの勉強は生涯かけてする

ジャズピアノのコンピングとボイシングは奥が深く、アドリブの勉強よりも大変だと思います

きちんと自分が出したいカラーのコード(ボイシング)を適切な場所で弾く(コンピング)の上達のため

耳コピーをして、さらにコンピングとボイシングを勉強し続けます

上達までの練習方法

コンピング、ボイシング、アドリブを耳コピーに挑戦しながらするとおうすすめな、ルーティン練習内容です

練習するときはメトロノームに合わせてすること

ちーこが試行錯誤しんがらいろいろ練習してみて効果があったのではないかと思われる内容をまとめています

セッションに失敗はない!?実践を繰り返す

ジャズのセッションは会話に例えられることが多いのですが、会話には失敗も成功もありませんよね。

なのでセッションで失敗はないですが、話がまとまらずグダグダになったり、一人で暴走してしまって話の論点がずれたりなどということは多々あります。

ベテランの域に達してくると話の論点がまとまり、聞きやすい、さらに暴走してしまっている人の軌道修正をすることだってできるようになります。

まとめ

初心者セッションに参加できたあなた!とっても感動しませんでした?

ちーこは初めてセッションに参加させてもらったときほんとに感動しました。でももっともっと楽しんで感動したいですよね!

練習を含めてジャズって一生楽しめると思うので、是非これからも練習をつづけて研究して素晴らしい体験をたくさんしていってくださいね

ちーこも一生研究して発見して、実践して楽しみたいと思います

ジャズ部では今後もジャズピアノ初心者がセッションで楽しむための内容を発信していきます。

一人でも多くの人が一生楽しめる趣味を持って、豊かな人生を送れますように・・・。

今後ともよろしくお願いします☆