「ジャズのアドリブって何から始めればいいの?」
「スケールは覚えたのに、なぜかしっくりこない…」
そんな悩みを持つ初心者の方へ。
この記事では、
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ジャズアドリブの基本的な考え方
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メロディ・コード・スケールの使い方
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セッションで使える実践練習法
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本当に上達するためのコツ
を、わかりやすくまとめています。

ジャズアドリブとは?まず知っておきたい基本
ジャズアドリブとは、
コード進行に沿って即興でメロディを作ることです。
とはいえ、完全にゼロから作るわけではありません。
実際は、
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曲のテーマ(メロディ)
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コードの構成音
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スケール
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名演のフレーズ
といった「材料」を組み合わせて作っていきます。
つまり、アドリブ=自由ではあるけれど、根拠のある自由なのです。
ジャズアドリブの基本練習法4選
ここでは初心者がジャズアドリブを習得する基本的な練習方法についてまとめます。テーマ(メロディ)を崩して使う
一番簡単で効果的なのは、
元のメロディをアレンジすることです。
例えば:
テーマで流れているメロディーの- 入るタイミングをずらしてみる
- 音をのばしてみる
- リズムを変える
- 同じ音を繰り返す
- 音を一部抜く
- 休符を増やす
これだけでも立派なアドリブになります。
いきなりスケールを並べるより、
まずは「テーマで遊ぶ」ことが大切です。
コードの構成音を使う
初心者が一番安定する方法は、
コードトーン(構成音)を使うことです。
特に重要なのは:
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3度
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7度
この2つを意識するだけで、
一気に“外れないアドリブ”になります。
「何を弾けばいいかわからない…」
という時は、まずコード音だけでもOKです。
アプローチノートでジャズらしさを出す
アプローチノートとは、
目標の音に半音で近づくテクニックです。
例えば、ドを弾きたい → 直前にレ♭を入れる。これだけで一気にジャズっぽくなります。
ビバップらしさを出すときには必須。またジャズっぽいメロディ-フェイクにも使えます。
上手にアプローチノートを演奏できれば、テーマのメロディーをフェイクするだけでかっこいいアドリブになります。
スケールを使う
メロディーやコードを理解してきたら、スケールを使ったアドリブにも挑戦してみましょうスケールは便利ですが、
「ただ上下に弾くだけ」では音楽になりません。
大事なのは:
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コードトーンを軸にする
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フレーズとして考える
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名演を分析する
スケールは“材料”であって、
それ自体がアドリブではありません。
1つのスケールでアドリブできる曲
初心者のうちは、1つのスケールでアドリブできる曲がおすすめです 枯葉や朝日のようにさわやかになどは平行調に転調しているので1つのスケールでアドリブできます ただスケールを並べるだけだとなかなかかっこよいアドリブにはなりません 初心者のうちは耳コピーして名演奏のフレーズをコピーしてそのスケールを分析して使うのをおすすめします 名演奏のアドリブを自分のものにするにはスケールの考え方は役立つのではと考えています 将来的にコードを分析してスケールを当てはめてかっこいいフレーズを作り、アドリブに生かしていくのはジャズの醍醐味なのではないでしょうかアドリブが上達しない本当の理由
スケールも覚えた。
コードも勉強した。
それでも…
「なんかダサい」
「ジャズっぽくならない」
実は、その“違和感”こそが上達の入り口。
理由は歌えていないから。ジャズアドリブにおいて大切なのは自分の中から湧き出る歌が歌えているかどうか。
アドリブにおいて最重要事項は「歌うこと」
ジャズのアドリブやコンピングすべてにおいて歌うことが大切だとジャズピアノの先生に教えてもらいました。 最初は自分のアドリブがシンプルで物足りないなと感じますが、無理は禁物。少ない音数でも息づきを感じながら自分の歌を歌います。 シンプルでもものすごくいい演奏ってたくさんあります。それって歌っているからなんですよね。
フレーズとフレーズの間に息づぎ
ピアノは簡単に音がならせてしまい、フレーズとフレーズの間に息継ぎがなくなり窮屈な演奏になりがち。しかし歌うことで息づぎが生まれいい感じの間が空くのです。
違和感を乗り越えてアドリブをさらに上達させよう!
このあと、その違和感をどう乗り越え、どんな練習をすれば本当にアドリブが伸びていくのかを解説していきます。名演のコピー
アドリブ上達の近道は名演コピーです。
耳で聴く
↓
真似して弾く
↓
体に染み込ませる
この繰り返しが最強です。
理論より先に、
“音楽的な語彙”を増やしましょう。
まずは好きなミュージシャンの演奏を丁寧にコピーしてみましょう。そして同時に、コードの構成音やスケールを使いながら、自分でもアドリブを続けてみてください。
グッときたフレーズはどのコードで弾いているか考察
名盤を聴いているとここのアドリブフレーズめっちゃかっこいい!ってところが出てきます。 そんなフレーズに出会えたらすぐに下記をやってみてください- フレーズを抜き出してどのコードにのっているかを検証
- そのコードの何度の音か考察
- 他のキーの同じコードの進行の場所で同じフレーズを演奏してみる
- 他のコードでも同じフレーズを試してみる
録音する
自分の演奏を録音すると、客観的に聞けます。
名演奏を聴いてコピーして、自分の演奏を録音して何が違うのか分析し、同じように弾けるまで練習する ってことを試します。録音しても何が違うかよく分からない場合
すぐにジャズピアノレッスンを受けるのがおすすめです。 一度は習った方が間違った方向に進むのを止めてもらえるような気がします 遠回りしてもいいのですが、やっぱり間違った練習をしてそれを軌道修正するのはかなり時間がかかります。セッション中にだれかが教えてくれればいいのですが、教えてもらえなかった悲劇ですよね ちーこも活躍中のジャズピアニスト数人に教えてもらいましたが、やっぱり良かった それなりにお金はかかりますが、レッスンを録音させてもらい後から聞き返すとさらに理解が深まります自分の歌を再現する
自ら生まれるジャズの歌(フレーズ)をピアノで再現していくという練習はかなり効果があるような気がします 背伸びせずに簡単なフレーズでいいので、名演をできるだけ聞いて自分の身体にストックさせて、自ら発生する歌を楽器で再現していく。初心者のうちから心得があると上達しやすいです
ビバップ時代の曲のテーマを練習する
ビバップ時代に作られたテーマを練習するとアドリブしやすくなるような気がします ちーこは「comfirmation」って曲が大好きなので、この曲のテーマをずーと練習していました しかも初めてセッションに参加した時にこの曲を弾くという無謀な挑戦をしました笑 テーマを演奏するだけでもとっても難しいので、練習するだけで、他の曲のアドリブがあまり難しく考えずにできるようになった気がしますかっこいいアドリブにするにはリズムが大切
セッション中はスイングやボサノバ、ラテンなどのリズムで演奏されることがありますが、ほとんどがスウィングです このスウィングのリズムをマスターしないとただアドリブをしただけになり、最終的にセッションを楽しめないので是非リズムは意識してみてくださいね ちーこが試行錯誤しながらリズムについて解説したページです。習ったことや感じたことを初心者目線から書いているので間違っていることもあるかもしれませんが、よかったら参考にしてみてください重要な音を入れる!
アドリブの勉強をしてみて、しっくりこないなと感じたらコードの中にある重要な音をならしてみるっていうのもおすすめです。 例えばジャズでよく出てくるサブドミナント→サブドミナントマイナーのようなコード進行の場合、 Cキーで説明するとサブドミナントがF そこにはA音 サブドミナントマイナーFm そこにはA♭音を入れます。 コードの中でも重要な3度の音をアドリブで使うことにより、コードの特徴を前面に出したかっこいいアドリブになるのです。
まとめ
今回はジャズピアノ初心者がアドリブをする方法を紹介しました- テーマのメロディーを使う
- コードを使う
- アプローチノートを使う
- スケールを使う


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