アフィリエイト広告を利用しています

【ジャズワルツ】セッションで演奏する時のリズムの取り方

リズム

こんにちは!ジャズ部のちーこです。ジャズ部では、ジャズピアノ初心者がセッションで楽しめるようになる方法を紹介しています。

  • スウィング以外のリズムに挑戦してみたい

  • セッションでジャズワルツを演奏することになったけど、どう弾けばいいかわからない

そんなあなたに向けて、今回は「ジャズワルツ」をジャズセッションで演奏する方法をピアノ初心者にもわかりやすく解説します!

結論!

ジャズワルツは、3拍子のゆったりした揺れのあるグルーヴが特徴。
ピアノはメロディーラインやコードをリズミカルに刻むとともに、ベースやドラムと一緒に“三拍子の波”を作ることがポイントです。

ジャズワルツとは?

ジャズワルツは、通常の4拍子のスウィングとは異なり、3拍子(または6/8拍子)で演奏されるジャズのスタイル。
スウィングと同じように“跳ねる”感覚がありますが、拍の取り方とグルーヴが異なります。

ジャズワルツの歴史

  • 1950〜60年代に、ジャズの中でも新しいリズムの探求が始まる

  • ビル・エヴァンスやジョン・コルトレーンが、3拍子での演奏を積極的に取り入れる

  • クラシックやワルツの影響を受けながら、より自由で流れるようなスタイルに進化

ジャスセッションでよく演奏されるジャズワルツの曲

セッションで「ジャズワルツ」と言われたとき、よく演奏されるのは以下のような曲です:

  • 「Someday My Prince Will Come」

  • 「My Favorite Things」

  • 「Alice in Wonderland」

  • 「Up Jumped Spring」

  • 「Bluesette」

  • 「Waltz for Debby」

どれも美しいメロディと3拍子ならではの浮遊感が魅力です。

ジャズワルツのノリに注意!

「ジャズワルツ」と言っても、演奏のテンポやリズムの感じ方には2つのタイプがあります:

  1. バラード寄りのゆったりジャズワルツ
     → Someday My Prince Will Come など。テンポは遅めでメロディをしっかり表現。

  2. リズミカルな速めジャズワルツ
     → My Favorite Things など。3拍子の中にドライブ感があり、ソロもスピード感重視。

この違いを理解して、イントロやコンピング、アドリブのリズムに活かしましょう。

ピアノ演奏のコツ

ここではジャズワルツをジャズピアノセッションで演奏するコツを紹介します

ここではジャズセッションでも演奏しやすいバラードよりのゆったりジャズワルツを紹介します

3拍子の感覚をつかもう

ジャズワルツで一番大切なのは「3拍子の揺れ」を体に染み込ませること。
1拍ごとに重心を置くというよりは、「1(強)・2(軽)・3(軽)」のような、波のようなリズムの流れを感じながら演奏します。

ベースは1拍目を中心にしっかりと、2・3拍目は柔らかく進めると安定したワルツのリズムになります。

コンピングのポイント

  • 1拍目にコードを強く弾いて円をかくようなイメージで演奏するのがおすすめです

  • 慣れてくれば6/8と3/4ノリをコンピング内に混在させる。例えば左手で付点四分音符(6/8)、右手で四分音符(3/4)を弾くなどするとぐっとジャズワルツっぽいノリになります

  • さらに慣れてくれば1拍目の裏からコードを入れ、裏拍を強調するシンコペーションのリズムで弾くと3拍子が生きていきます

イントロの作り方

セッションでワルツのイントロを任されたときは、以下のような方法がオススメ

  • 左手でベースラインをゆっくり刻みながら

  • 右手でコードをアルペジオ風に弾く

  • 3拍子の中で「1拍目を大事に」しながら進めると、曲の出だしがしっかりします

アドリブ

ジャズワルツでのアドリブは、フレーズの始点と終点を意識することが大切です。
また、3拍子ならではの「ひとフレーズ=1小節で終わらせない」自由さがあるので、以下のような工夫も

  • 2小節、4小節といった“まとめ感”を意識

  • メロディの最後を3拍目で切らずに次の「1」に繋げるように

  • アルペジオやテンションを活用して、なめらかなラインを作る

上記に注意しながらアドリブフレーズのつくり方は下記の記事をチェックしてみてくださいね

スウィングとイーブンのノリを織り交ぜて

アドリブのフレーズで8分音符4拍子のように1拍を3連符と考えて演奏する場合、
ノリは4ビート(スウィング)とそこまで変わらないです

ただし4拍子より1拍足りないので頭を見失わないようにしたいところです

アドリブに変化が欲しい時はスウィングのノリだけではなくイーブンのノリでも入れながら演奏するのがおすすめです

 

まとめ

ジャズワルツは「3拍子の波に乗ること」と「柔らかく、でも芯のあるリズム」がカギ。
セッションでは、テンポとグルーヴに注意しながら、楽しんでみてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

コメント