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【ディミニッシュコード □dim】ジャズピアノ初心者が簡単に覚えて使える方法を紹介!

コード

こんにちは! ジャズ部部長のチーコです

ジャズ部では

  • ジャズピアノをはじめようと思っている方
  • ジャズピアノでセッションに参加したい方
  • ジャズピアノをもっと楽しみたい方

に分かりやすくセッションで楽しめるようになるまでの
練習方法などを紹介しています

今回のテーマはジャズ演奏に欠かせないコードの覚え方です

ディミニッシュコード □dim

の覚え方についてまとめていきます

結論!構成音の間の数をすべて2音あけると覚える

Cディミニッシュコード をピアノの鍵盤で表すとこんな感じです

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-55.png

すべての構成音の音と音の間が2音ずつあいています。どこの音からはじめても2音ずつあけるとディミニッシュコードになるので、かなり簡単に覚えられます

ジャズのセッションを楽しむにはコード習得は必須!

ジャズピアニストとしてセッションに参加して楽しむには、コードの習得は欠かせません。セッションでよく演奏されるキーが決まっているので、曲の中で使えるようになるのは思ったより簡単ですよ

コードは3音以上必要

音だけを表す時はCの音といえばド

コードを表す時はCコードといえば ドミソ になります

コードは3つ以上必要になります

コードとは調性を表すことになるのでどうしても3つ必要なのです

コードを読むことに挫折する人も多いですが

脳トレだと思って楽しく学んでみましょう

ジャズでよく使うコードは12種類

セッションでよく使うコードは12種類くらいあります

□に12キーのアルファベットが入ります

なので全部で144個ほどコードがあることになります

  • メジャーコード □
  • マイナーコード □m 
  • メジャーセブンスコード □M7
  • マイナーセブンスコード □m7
  • セブンスコード     □7
  • シックスコード   □6
  • マイナーシックスコード □m6
  • マイナーセブンスフラットファイブコード □m7(♭5)
  • マイナーメジャーセブンスコード □mM7
  • サスフォーコード □sus4
  • ディミニッシュコード □dim
  • オーギュメントコード □aug

注意!ディミニッシュコードは譜面によっていろいろな書き方がある

ジャズのセッション界隈では黒本と呼ばれている「ジャズ・スタンダード・バイブル」ではCディミニッシュコードはこのように表現されています

譜面によっては同じCディミニッシュコードでも下記のように表現される場合があります

 

ディミニッシュコード □dimの簡単な覚え方

Cディミニッシュコード Cdim

ピアノの鍵盤で表すとこんな感じです

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-55.png

構成音の間の音がすべて2音ずつあいていると覚える

Cディミニッシュコード Cdimドミ♭ソ♭ラですが

ドとミ♭、ミ♭とソ♭、ソ♭とラの間すべてで音が2つあいています

そしてこの間の音数は

どの12個どのキーでも一緒になります

どの音からはじめても音と音の間を2つ空けて4つ音を並べると

ディミニッシュコードになります

ディミニッシュコードは3種類のみ

そしてディミニッシュコードは実は

3つしかありません

  1. Cdim
  2. C♯dim (D♭dim) 
  3. Ddim

この3つをすべての転回形にすると12キーのディミニッシュコード

ができます

ディミニッシュコード □dim の習得方法

ディミニッシュコード □dimは

3種類しかないので、12キーすべてで練習する必要がありません

といってもどこの音からはじめても、音を2つずつあけて4つならべたものがディミニッシュコードとなるので覚えるのは比較的簡単ですね

とにかく2音ずつあけて覚える

CとC♯とDキーのディミニッシュコード □dim

をおぼえてください

音と音の間を2音ずつ空けて弾いて覚えます

  1. Cdim
  2. C♯dim (D♭dim) 
  3. Ddim

こちらはCdimです

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-55.png

こちらはC♯dim (D♭dim)です 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-56.png

こちらはDdimです

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-57.png

基本形と転回形を上行下行して習得

転回形とはコードの構成音の下にくる音を入れ替えること。ディミニッシュコード □dim の4つの音を転回して弾いていきます

Cdimのコードの基本形は ド ミ♭ ソ♭ ですが

下になっているドの音をミ♭に変えて ミ♭ ソ♭ ラ  と弾きます

次に下になっているミ♭の音をソ♭に変えて ソ♭ ラ ド ミ♭と弾きます

下になっているソ♭の音をラに変えて ラ ド ミ♭ ソ♭ と弾きます

多くのコードが転回すると音と音の間の数がかわってしまいますが

ディミニッシュコードはどこからはじめても音と音の数が変わりません

2つずつ音を空けて音を4つ並べるとディミニッシュコードになると頭に叩き込んでおぼえてしましましょう

転回形で練習するメリット

ちーこは長いこと転回形というものを使ってコードを弾いていなかったのですが、演奏中に基本形ばかりで弾いているとコードから次のコードへ行くとくのつなぎが悪く、指がスムーズに移動しにくいのはもちろん、ハーモニーの流れにも違和感が出ます

例えば ジャズでよく出てくるツーファイブワンのコード進行 Dm7 G7 Cの場合

すべて基本形だとコード音があっちこっちにいってますよね

G7を転回形にするだけでコードの音がスムーズに流れます

ちょっと大変ではありますが、コードから次のコードへ行くときに指がスムーズに動くようにしておくことはジャズピアニストとして必要なことなのでぜひ習得してくださいね

C♯dimの練習例

C♯dimの練習方法を紹介します

基本形の ド♯ ミ ソ ラ♯ を弾いて

次に第1転回形ミ ソ ラ♯ ド♯を弾きます。これは Edim でもあります

次に第2転回形ソ ラ♯ ド♯ ミを弾きます。これは Gdim でもあります

次に第3転回形ラ♯ ド♯ ミ を弾きます。これは B♭dim でもあります

そして第3転回形から下行して弾きます

第3転回形 ソ ミ ド♯ ラ♯を弾きます。

次に第2転回形ミ ド♯ ラ♯ ソを弾きます。

次に第1転回形ド♯ ラ♯ ソ ミを弾きます。

最後に基本形のラ♯ ソ ミ ド♯を弾きます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-58.png

この上下下行を指がスムーズに動くまで12キーで譜面などにせずに頭で考えながら弾いていきます

ディミニッシュコードはCとC♯とDの3つを転回すれば12キー弾けたことになるので習得しやすいですよ

まとめ

今回はディミニッシュコード □dimの覚え方について紹介しました

とにかく2音ずつ音を開ければ簡単にでき、転回すれば実質3種類しかないので一番12キーで覚えやすいコードだと思います

ジャズのセッションでよく出てくるコードについてまとめた記事もあるのでよかったらチェックしてみてくださいね

最後までご覧いただきありがとうございました。

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