こんにちは!ジャズ部のちーこです。ジャズ部ではジャズピアノ初心者がセッションで楽しめるようになる方法を紹介しています。
- セッションで弾きたいジャズの曲が上手く弾けない
- 早いフレーズの部分が指がもつれて弾けない
黒本から曲を選んでセッションに参加しようと思ったけど、テーマの部分が弾けないってことがあります。何度も同じところでつまづいてなかなか上達しない。こういったときは指使いに注目すると簡単に解決する場合が多いです。
今回はジャズピアノ初心者に向けてジャズピアノが上達する指使いについてまとめます。この記事を読めば、難しいテーマの曲でも簡単に弾けるようになりますよ。
結論!
難しいフレーズで指がもつれる場合は2と3の指(人差し指と中指)をフレーズの最初にもっていくようにする。4の指(薬指)を強化する練習もする。
指使い(運指)とは?
クラシックピアノを習っていた方なら、運指(うんし)という呼び方で指使いについて学びましたよね。楽譜に運指番号が記載されているものもあります。
運指番号
親指…①
人差し指…②
中指…③
薬指…④
小指…⑤
ジャズの楽譜には運指は書かれていない
ジャズセッションで利用する「ジャズ・スタンダード・バイブル」(通称:黒本)の中にはテーマのメロディーは書いてありますが、運指番号は書いていません。
下記のような理由のためと考えられます。
- ピアノ以外の人も同じ楽譜を使う
- ジャズはテーマのメロディーをそのまま演奏するのではなく、フェイクさせて演奏するのが基本
運指は自分で研究!?
ジャズピアノでは基本的に自分で運指を研究します。
教本によっては運指を載せているものがあったり、ジャズピアノの先生によってはジャズピアノを演奏する時に指使いの大切さを教えたりする場合もあります。
メロディーはフェイクするのに指使い(運指)は必要?
ジャズはフェイクするのですが、最初は必ず音源をコピーしたり譜面を見てテーマのメロディーをしっかりと弾くということが大切です。
なんども飽きるくらいテーマを演奏した後にフェイクするのが基本。そうではないとただのでたらめの演奏になってしまう可能性が高いです。得に初心者のうちは徹底するようにします。
テーマのメロディーを忠実に演奏するのが難しい場合は指使いが間違っていることが多いので、指使いの研究が重要なのです。
ちーこが研究した結果
ちーこのおすすめの指使いを紹介します。
早いフレーズは2と3の指を使う
2と3の指(人差し指と中指)は比較的に強く動かしやすいので、3連符や16分音符が入った早いフレーズの最初にもっていくようにします。
4の指の強化
4の指(薬指)は強くないので、大きな音や早いフレーズを弾く最初の音には適していません。
しかし4の指もフレーズを演奏する時には必ず必要なので、避けずに使います。早いフレーズではない伸びている音のところで使ってみると効果的です。
セッション中によく演奏される曲でテーマが難しいもの
セッションでよく演奏される曲で下記の曲がテーマのメロディーが難しいです。
全部というよりところどころのフレーズが難しいって感じです。なのでそこの部分だけ弾けないってことが起きてきます
- CONFIRMATION
- BILLIE’S BOUNCE
- NOW’S THE TIME
- OLEO
CONFIRMATION
ジャズセッションでよく演奏される曲の中でテーマの難易度が抜群に高いです。
A’からBにかけての得に難しい部分の指使いについてまとめますね。
最初(1小節目)の3 2 3 1の指使いは4 3 2 1の方がスムーズですが、3の指から始めた方が割とうまく弾けます。最後から2小節目は4の指が避けられないので、一番難しい(個人的に)フレーズです。
BILLIE’S BOUNCE
Fのブルースでよく演奏されます。こちらも難しいフレーズのところだけ指使いをまとめますね!
まとめ
今回はジャズピアノの指使い(運指)についてまとめました。ジャズピアノのテーマのメロディーが演奏できないって悩んだら是非チェックしてみてくださいね。
最後までごらんいただきありがとうございました。
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